欄間看板・ファサード

欄間看板・ファサード

欄間看板とは建物の正面に取り付けるもので、お店の顔となります。ファサードサインとも言います。

大きさや仕様によってお店の外観イメージが決まってきます。

欄間看板がないと入りづらい店舗になってしまう場合もありますので、店舗には必須と言えるでしょう。

大きい欄間看板を設置したい場合には建物(壁面)の構造にも注意が必要です。

あと施工アンカーによって施工するため大きいものに耐えられる躯体でないと設置できません。

内照式、外相式、チャンネル文字、アッパーライト等店舗の顔なのでこだわった仕様のものも多数あります。

壁面設置の場合でも高さ4メートルを超えると建築物扱いになり、工作部確認申請が必要になります。

そのためには工作物確認申請を出さないといけないのですが、あと施工アンカーでは大体通らないので建築の計画時から企画しておかないといけません。

内照式看板

内部に照明を仕込んで板面全体を光るようにした看板です。

昔は蛍光灯による内照が一般的でしたが今ではLED電材を使用します。

使うLEDのピッチや電材の選定によって板面に影や照度不足等問題が出ることがあるので、慣れた業者に依頼するのが良いです。

小さいものではアクリル板を表示面に使用するのですが、規格の板のサイズに限界があるため、大きい板面の場合FFシートを使用します。

※FFシートは、内照式に最適の表示面材です。

アクリル板との違いとして、板ではなく布のような柔軟性を持ちかつ軽量の為、大きなサイズや高所に設置する際に看板の自重を軽くすることができます。

表示方法はカッティングシートもしくは印刷です。

外照明式看板

外部からスポットライト等で板面を照らす方式のものです。

うまく照明を企画すれば、照度は変な内照式より高くすることも可能です。

外照式看板も今ではLEDが主流です。よく見かけるアーム式のスポットライトやボード照明(出幅が少ない)やアッパーライト等があります。

表示面の一般的な素材は、アルミ複合板です。非内照の多くはアルミ複合板で作られております。

ステンレス板やボンデ鋼板等金属板、スパンドレールを使用したものもあります。

表示方法はカッティングシートや出力シートが一般的です。

一昔前はカッティングシートばかりでしたが、機械の普及や表現方法の多さ、製作のしやすさによって最近では出力シートの割合が増えたように感じます。