効果的な看板づくりのポイント(1/6):「何屋さんか」が一目で分かることが最も重要
お客様の事業を最大限に引き立てる看板づくりをサポートするサインエフェクトです。
私たちが大切にしているのは、「単に目立つ看板」ではなく「効果的に機能する看板」の提案です。
このコラムでは、実際の現場での経験から得た看板づくりのポイントをご紹介します。
設置をご検討の方々の参考になれば幸いです。
コラム1:何屋さんか分かる看板の重要性
「おしゃれな看板」と「集客できる看板」は必ずしも同じではありません。
当社に寄せられるご相談で多いのが、「おしゃれで目立つ看板を作りたい」というものです。
もちろん、デザイン性の高さは重要ですが、それだけでは十分ではありません。
特に重要なのは、その看板を見た人が「何の店か(何の施設か)」を瞬時に理解できるかどうかです。

先日、複合施設のオーナー様との打ち合わせがありました。
物販・カフェ・多目的ホールを併設した複合施設で、住宅街の中、車通りの少ない通り沿いという立地条件でした。
当初、オーナー様からは「おしゃれな店舗名だけの小さな看板を設置したい」という要望がありましたが、打ち合わせの中で、以下のようなポイントをお伝えしました。
- 店舗名だけでは何の施設か分からず、通りがかりの人に業種が伝わらない
- 特に複合施設の場合、提供しているサービスを明示することが重要
- 店舗名と合わせて「カフェ・多目的ホール・物販」などの業種情報を表示することで、初めて見る人にも理解しやすくなる
結果として、オーナー様にご納得いただき、おしゃれさを保ちながらも業種が分かる看板デザインを採用いただきました。
看板設計で最も大切なのは「何を伝えたいか」という目的を明確にすることです。
特に新規開業の場合は、「何屋さんか分かる」ことを最優先に考えるべきでしょう。
その中でデザイン性を考えるべきだと思います。
次回予告: 次回は「看板の設置場所と視認性の関係」について解説します。
どこに看板を設置すれば最も効果的か、視認距離の考え方など、実例を交えてご紹介します。
お楽しみに!