効果的な看板づくりのポイント(6/6):顧客体験全体を考慮する
コラム6:看板から始まる顧客体験
看板は単なる目印ではなく、顧客体験の入口です。
看板の役割は「場所を示す」だけではありません。
そこから始まる顧客体験の第一歩として、店舗やサービスの印象を左右する重要な要素です。
先日の複合施設では、2階に上がる階段の入口に設置する誘導サインについても議論しました。
ここでは以下のような考え方でデザインを提案しました。

- 誘導サインも店舗の世界観を表現する一部として設計
- 階段を上がった先に「ここですよ」と分かる案内を設置
- お客様の動線に沿って、自然に誘導できるサイン計画
看板やサインは、お客様が施設に足を踏み入れる前から始まる「顧客体験」の一部です。
そのため、看板のデザインや設置場所は、その後の体験全体を見据えて計画することが重要です。
まとめ:効果的な看板づくりの7つのポイント
これまでのコラムから見えてくる効果的な看板づくりのポイントをまとめます。
- 業種の明示 – 「何屋さんか」が一目で分かることが最も重要
- 設置場所の最適化 – 顧客の動線を考慮した設置場所の選定
- 視認距離の考慮 – どれくらい離れた場所から視認できるかを意識したサイズ設計
- 照明計画 – 立地条件に合わせた適切な照明の選択
- 情報量のバランス – 必要な情報を過不足なく伝える設計
- デザインと機能性の両立 – 美しさと分かりやすさを両立させる工夫
- 顧客体験としての視点 – 看板を起点とした顧客体験全体を考慮する
私たちサインエフェクトは、これからも現場での経験と知見を活かし、「効果的に機能するコミュニケーションツール」としての看板づくりを追求していきます。
看板設置をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。